利き米体験で東京へ行った際、東京ステーションギャラリーで『植田正治のつくりかた』を観てきました。
25年ほど前に雑誌で植田正治氏の写真を見て、一目惚れしました。
2010年に新津美術館で開催された植田正治展以来の再会。
植田正治氏の作品に惹かれるのは、日本海側の湿った空気を思って共感するからかもしれないと、今回の展示を観て思いました。
植田氏の写真といえば、「植田調」と呼ばれる演出写真のイメージが強いですし、それも好きです。
今回観た中では、花の写真や、晩年に撮った身近な小物の写真に惹かれました。
花の写真といえば、これまた20年以上前に観たロバート・メイプルソープの写真が印象に残っています。
色っぽかったのです。
“エロスは生”だな、なんて思ったものです。
東京ステーションギャラリーは初でした。
カメラをコインロッカーに置いて展示スペースに入って、後から後悔しました。
古いレンガの壁が残る階段や、3階の回廊から見下ろす東京駅を撮れませんでした。
ギャラリーを出て、撮った写真がこちら。
次の機会には、カメラは持って上がらねば。